人のもつ元気に生きる仕組み『ホメオスタシス』
わたしたちの体は、本来、元気に生きる仕組みをもって生まれています
変化していく外部環境を察知し、体内の環境を調整して一定に保つ。
今いる環境に順応しつづけることで、わたしたちは生存し続けることができるのです。
その仕組みがホメオスタシス、日本語では恒常性維持機能と言います。
人が生まれながらにもっている元気に生きる仕組みなのです。
例えば
暑い時 体温を下げるために汗をかく
寒い時 体温を上げるために体を震わせる
などがホメオスタシスの働きです。
ホメオスタシスは自律神経・ホルモン・免疫の3つの器官系が相互に関連しています。
さまざまなバランスとリズムの上に成り立つもので、そのメカニズムはとても複雑で、壮大です。大抵の変化にはしなやかに対応し、不調や病気を寄せつけないよう働いてくれています。
その働きを十分に機能するには、生活のリズムを整えることが1番大事になります。
ホメオスタシスを安定させる生活リズム
わたしたちの体は地球で生きてくため、太陽が昇り、明るくなったら活動し、暗くなったら静かに休息し、明日の活動へのパワーを養います。
ホメオスタシスはその生活リズムで暮らすことで安定し、スムーズに働いてくれます。
夜遅くまで起きていたり、朝起きる時間はバラバラ、休日はベッドで昼までゴロゴロ。
そういう不規則な生活を続けていると
まず、自律神経のバランスが乱れる
やがて、ホルモンや免疫系に悪影響が出る
そして、気候や人間関係など、日常的な変化に心身が揺らぎやすくなる
(揺らぎやすくなることが悪いことではなく、揺らぎをそのまま放っておく、気付かないふりをしていると)
気付くと、『なんだかいつもすぐれない』未病の状態になっていきます。
早寝早起きが昔からいいと言われるのも、体内時計に合っていて、ホメオスタシスを安定して機能させ、快適な生活を送るための知恵なのです。
1日のリズム、生理周期と関係する月周リズム、春夏秋冬の年周リズムなど。
体に備わったリズムは、生きている間ずっと繰り返されます。
このリズムを意識し、取り入れながら生活していく。
それによって、体の声が聞こえやすくなり、健康の土台が作られていくことになります。
Photo by Brigitte Tohm on Unsplash
1日のリズムを整えるためにできること
①朝起きたら太陽の光を浴びて、体内時計をリセット!
活動するためのホルモン、セロトニンが分泌されるためでもあります。
②トリプトファンを食べよう
トリプトファンを摂取することにより、セロトニンを睡眠を促すホルモン・メラトニンに変化させてくれます。
③寝る1時間前は、目にブルーライトを入れないようにしましょう
ブルーライトは太陽の光と同じなので、寝る1時間前はスマホ、パソコン、テレビなどは見ないようにする。
朝セロトニンが分泌された約14時間後に、メラトニンが分泌されるそうです。
自分の無意識下で、体がいろんなものからわたしを守っているというのには、驚きました!
自分のもっている元気に生きる仕組み、ホメオスタシスがスムーズに働き続けてくれるように、毎日の生活習慣を大切にしようと思います。
ママが元気で、笑顔でいることが、
子育ての土台になる。
ママの毎日をもっと楽しく、ちょっとラクに。
お家でできるセルフケア、
植物の力をかりたケアの仕方を
シェアしています。
みっこ